日を増すごとに蝉の鳴き声が大きく聞こえ出しました。
夏の到来を感じさせます。
学生たちは夏休みを迎えていますね。
花火に夜店、スポーツやプール、レジャーとイベントが多い夏。
街も家庭も、賑わう予感です。
さて、本日は話題沸騰中の宅配ボックスについてご紹介します。
共働き世帯や単身世帯の増加、ネット通販の拡大などを背景に
宅配の再配達率が年々上昇しています。
再配達は、宅配ドライバーの労働時間増加だけでなく、
トラックの走行距離が伸びることによるCO₂排出量増加という
環境問題にもつながり、大きな社会問題となっています。
宅配ボックスは、マンションなどの集合住宅ではお馴染みのアイテムですが
戸建て住宅ではまだまだ浸透していないのが現状です。
その普及率は、なんと1%にも満たないのです。
再配達問題を解決すべく、各メーカーから宅配ボックスが販売されています。
LIXILのリンクスボックスを例に、使い方やメリットをお伝えしましょう。
さっそくリンクスボックスを開けてみますよ。
宅配100サイズ(荷物の3辺の合計が100㎝まで)に対応しています。
一般的な大きさですね。
扉の裏側には、鍵を閉めるツマミと、シャチハタ用の印鑑ケースが付いています。
配達員の方に、荷物を中に入れた後、伝票に判子を押してもらい、
ツマミを回して鍵をかけ、扉を閉めてもらいます。
荷物の取り出しは、前入れ前取り出しタイプと、前入れ後ろ取り出しタイプがあります。
扉の開き方向も、右開きと左開きのどちらかを選んで頂けます。
ちなみに写真のモデルは左開きで、塀のない場所に設置するポール建てタイプです。
塀を活用する壁埋め込みタイプもあり、住まいや敷地の都合に合わせて
最適のタイプを設置できます。
荷物を取り出すときは、解錠用番号を4桁入力します。
リンクスボックスはタッチパネル式の電子錠を採用しており、
パネル部分はLEDが点灯する仕組みになっています。
夜間の取り出しもスムーズに行えるよう工夫されています。
一通りの流れについて、詳しくはこちらをご覧ください。
詳細図の中に、気になる文章がちらほら…
スマートフォンなどへお知らせ
………!?
なんと、LIXILのホームネットワークシステムを利用すると、
ご自身のスマートフォンに配達通知を送ってくれます。
宅配ボックスがどのようなものなのか
おわかりいただけたでしょうか。
メーカーによって大きさやデザインは様々です。
中には二個口のものも登場しています。
きっと、皆様のお住まいにぴったりのものが見つかるはずです。
宅配ボックスは、配達員の負担を軽減するだけでなく、
危惧される地球環境の悪化を防ぐことにもつながります。
受け取り手も、再配達を依頼する手間や時間がかかりませんし
配達の時間を気にせず、好きなタイミングで荷物を取り出せます。
お互いがメリットを享受することができるのです。
設置をお考えの方、興味を持たれた方、もっと詳しく知りたくなった方
お気軽にご連絡くださいね。