最近問い合わせの数が増えている人工芝。
手軽に緑を楽しんでいただける人工芝のアレコレを、詳しくご紹介します。
また、天然芝と人工芝、どちらにしようか迷っている方、
なにがどう違うのか知りたいという方も参考にしてみてください!
天然芝の魅力やデメリットなどもお伝えしていきます。
天然芝は手間がかかるのでやめておこう…
大多数の方が手入れのことを心配して、人工芝を
検討されていることと思います。
確かに、天然芝は生きているのでお手入れが大変です。
芝刈りもさることながら、水や肥料を与えたり
混じって生えてくる草抜き等々、景観を維持するために
細かな作業と時間がかかってしまいます。
また、どんなに手入れをしても、冬には枯れてしまいます。
日当たりの良い場所でないと生育が悪くなります。
その代わり、手間暇かけた分、お庭に愛着がわいてきます。
冬に枯れるのも、季節感があって良いと思われる方には向いています。
春になるとまた青々としてきますし、なんといっても
ふわふわした見た目やフカフカした手触りは天然に勝るものはありません!
日々、忙しくされている方にこそ、ぜひ試していただきたいことがあります。
もし、天然の芝をお庭に敷くことができたら
裸足で芝の上に立ってみてください。
足の裏は感覚が鋭敏なところです。そこへ、芝の毛があたると
自然の力を最大限に感じることができます。
芝のふかふかする柔らかな感触、感じ取る温度、自然の香り…
どれもが新鮮で、開放感を与えてくれるでしょう。
青く生い茂った姿や深い色は、家も庭も引き立ててくれますよ。
施工に関してですが、天然芝はDIYされる方が多いです。
自分で庭を作っていく…そこも愛着がわくポイントかもしれません。
天然芝はホームセンターで広く流通していますし、
人工芝に比べるとはるかに安いコストで済みます。
天然芝のお勧めポイントまとめ
★季節感を味わいたい
★お手入れや施工を楽しみたい
★材料費、施工費のコストを抑えたい
★天然のものを使いたい、こだわりたい
近年、人工芝を敷く家の割合が高くなってきました。
共働きの家庭が増えたことでお庭のお手入れに
時間をかけられなくなったという背景が
関係しているように思います。
人工芝の質もかなり高いものになっているので、
それも採用を検討される一つの要素になっているのでは
ないでしょうか。
人工芝には値段の高いもの、安いものと、商品の幅が広いです。
主に毛の長さが短いものが安く、長いものになるにつれ高くなっていきます。
高い商品は、毛が長いだけでなく、見た目もできる限り
天然に近いよう青い芝の中に枯芝を組み込んだりと
なかなか凝った商品となっています。
人工芝の最大のメリットはお手入れが楽なこと。
耐久性もあるので、施工してから数年間はほぼ問題なく
お使いいただけると思います。
また、枯れることがないので、一年中きれいな緑を
楽しむことができます。
緑が少なくなったり、色が薄くなる冬にはありがたい素材です。
人工がゆえに、日があまり当たらない場所にも施工可能です。
当社施工のお庭です。
以前は土だけの空間でしたが、緑がたくさん見える庭は
とても明るく、暗い気分も吹き飛びそうですね。
メリットも多く、働く環境など社会的側面からみても
多くの家庭でマッチしそうな人工芝ですが…
コストが高いのが一番のデメリットでしょうか。
よく人工芝をDIYしたらどうなりますか?
うまく敷けるものでしょうか?
と聞かれます。
実はそう簡単に敷けるものではないのです。
下地の整地がうまくできていない上に人工芝を敷いてしまうと
見た目がガタガタになってしまいます。
それに、雨が降った後に人工芝の上を歩くと
ぬかるんだ泥がでてきて毛がべたべたになってしまった…
という失敗例もあります。
排水の処理を考えず敷くことはできません。
下地をきちんと作ってから、丁寧に敷いてやることで
雑草対策にも一役買ってくれます。
ただ人工芝を敷く、という作業ではないので
施工や交換にはお金がかかってしまいます。
人工芝は天然芝の10倍高いと言われています。
ですが、お手入れの手間、水や肥料の料金を考えると
数年で元が取れます。
また、素材の多くがポリエチレンというプラスチックを
使用しているため、真夏になると表面温度が
高くなってしまうというデメリットもあります。
プラスチックですので、火気厳禁ですし、
年数が経つにつれ毛が寝てしまったり、抜けてきて
しまったりという経年変化も起きてきます。
10年は耐久性があると言われている人工芝ですが、
まだまだ普及してそれほど年数が経っていないため
経年変化によるデメリットのすべてを今知ることは
容易でないことのように感じます。
人工芝のお勧めポイントまとめ
★維持・管理の手間がかからない
★冬でもお庭で緑が楽しめる
★日当たりの悪い場所でも施工可能
★雑草対策になる
天然芝と人工芝の違い、いかがでしたか?
それぞれとても魅力的なメリットがあったと思います。
人工芝に限らず、メリット、デメリットをよく理解して
施工することが大事です。
人工芝に光があたりがちですが、天然芝ならではの風格や
青々として風に揺らめく姿は一見の価値があります。
皆様のお庭や嗜好に合ったものを選び、
素敵なお家にしてくださいね。